山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

シイタケが出始めました

朝晩の気温がだいぶ下がり、シイタケとおじさんの過ごしやすい時期になりました。

先週に浸水した榾木からそのシイタケが出始めました↓

これは今年の春に植菌した25赤の榾木です。

今年の植菌は数が少なかったので収穫は少ないのですが、それでも10月上旬は最高、最低とも気温が高いので、朝夕の2回採らなければなりません。

なので、忙しい・・・。

それにしても、資材費などが上がっているために、シイタケも値上げをしなければなりません。

何卒、ご理解の程を宜しくお願いいたします。

今日は市日でした↓

10月になったというのに気温が高くて丸太を見る気が失せてしまいますが、薪用のコナラが出ているようなので出かけました。

そしてありました↓

ちょっと見づらいのですが、一番右丸太とその隣の丸太、一本挟んで隣のちょっと太い丸太の3本を買いました。

真ん中の1本はイチョウで、危うく騙されるところでした。

イチョウは半乾きだと燃えないし、乾燥材だとすぐ燃え尽きてしまって薪には不向きです。

ついでに、こんなに細い丸太じゃあ俎板にもならないので、使い勝手がなくて買い手がいない(チップ行き)。

一番左も欲しかったけど、競り上がったので手を引っ込めました。

薪用の丸太とは言っても、木の性(しょう)によってだいぶ値段が変わってきます。

まあ、高いものほど仕事はしやすいのですけどね。

今回買った丸太はどれも径が細いので、薪用の丸太が欲しい方(割るのはご自身でやられる方)に配達する予定です。

さてさて、今年はクヌギ・コナラが市にどれくらい出てくるのかな?

選べるほど出品されるとこちらとしても仕入がやりやすいのです。