山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

時間がない、そしてとにかく重い

3連休はまずまずの天気。お隣の篠山もこの3連休で丹波黒大豆の枝豆の出荷が解禁となり、丹波は全域で黒エダマメで賑わっています。

多分に漏れず、うちもエダマメの出荷を10月8日から始めました。

黒大豆は播種時期に関係なく、この時期に登熟します。

そのため、すべての豆が一斉に熟するため、誰しもが同じように出荷していくので、ほぼお祭状態になります。

莢が黄化するまでにどれだけ出荷できるでしょうか。どこも毎日大忙しです。

加えて、普通エダマメに比べ、黒エダマメは木勢が強いので株は重く、見た目以上に重労働でもあります。

そして、この畑の管理人は黒大豆枝豆だけでは差別化できないと、安納芋も出荷するのです。

・・・というか、芋掘りってしんどい…。写真↑は横着して引っ張ったために折れた安納芋です。

想像以上に、サツマイモと農民の心は折れやすい。

こちらも先週半ばからやっていますが、今日時点でまだ2割も収穫できていません。

当然のことながら、これも重い。ついでに時間を見てカボチャも収穫しているので、これまた重い。

なんで、秋の野菜は重たいものばかりなの・・・。

あまりに収穫が忙しくて、白ネギの世話が疎かになってきました。

ネギを見てわかるように、虫と病気にだいぶやられてきています。

今日、久しぶりに薬撒きをしましたが、高温と湿度も重なっているため、今年のネギも定植から受難続きです。

ということで、このおじさんは毎日、畑の管理人として忙しいので、それ以外のことは健康で文化的な最低限度の衣食住も併せて、維持する自信がありません。

市場の迷惑になるからと思って引き取ってきたサクラの丸太。

トラックに1か月くらい積みっぱなしになりそうです(それにしても市場で見た時よりもだいぶ大きく感じる丸太だなあ。こんなに大きかったっけ?)。

 

<農薬使用履歴>

黒大豆枝豆(圃場前作24コメ) 10/9収穫開始

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 8/16     スミチオン     1000倍    散布     ( 4 )

 8/30     トレボン      1000倍    散布     ( 2 )

 9/13     スミチオン     1000倍    散布     ( 4 )

 9/27     ディアナ      2500倍    散布     ( 2 )

 9/27     アルバリン    2000倍    散布     ( 2 )

 

25安納芋(圃場前作24長ナス、24カボチャ)

この作物は栽培期間中に農薬を使用していません。

 

25カボチャ(圃場前作25エダマメ・トウモロコシ、25コメ)

この作物は栽培期間中に農薬を使用していません。

 

・25ツルムラサキ(圃場前作24コメ)

8/19    ゼンターリ     1000倍    散布     ( - )

8/24    ゼンターリ     1000倍    散布     ( - )

8/31     ディアナ     2500倍    散布    ( 2 )

9/15     ゼンターリ     1000倍    散布     ( - )

9/24     ゼンターリ     1000倍    散布     ( - )

10/1     ゼンターリ     1000倍    散布     ( - )