山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

山仕事再開

気が付けば、今年ももう40日を終えています。時の速さにびっくりです。

そして、この40日はネギの収穫と出荷の記憶しかない…。

シイタケの発生舎はほぼ完成ですが、肝心の榾木を準備しなければいけません。

昨年の12月に倒して葉がらしをしていた横になっておやすみになっているクヌギやコナラなどの玉切りを始めました。

f:id:yamanoimokkoubou:20220210210606j:plain

道にまで寝そべっている木もあるので、これも片付けなければいけません。

ただ、テキトーに切ってしまうと薪にした時の歩留まりが悪くなってしまうので、定規で測りながら薪用も「とりあえず玉切り」しておきます。

昨日の記事でも書きましたが、木は同じ樹種でも個体差がだいぶあります。

f:id:yamanoimokkoubou:20220210210619j:plain

年輪幅はそれなりに詰まっていますが、ジューシーな白太です。

とっても楽天的なクヌギちゃんですね。

こんな原木ばかりだったら、植菌されたシイタケ菌もとても大喜びしてくれそうです。

榾木用原木は白太が大事、木工用原木は赤身が大事。

午後からは翌日出荷のためのネギの収穫をしなければいけないので、どうしても山仕事はお昼くらいまでになってしまいます。

f:id:yamanoimokkoubou:20220210210629j:plain

昨日・今日で全体の3割くらいの榾木用の玉切りが終わりました。

植菌は今月の終わりごろから取り掛かりたいです。