山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

暖かい日差し(22ダイコン、22ジャガイモ)

日も長くなり、本格的な春がそこまで来ている・・・と思う今日この頃(木曜は大雪の予報も出てるけど…)。

一昨日・昨日は晴れて、特に昨日は温かくてとても気持ちのいい日差しが降り注ぎました。

春ダイコンとジャガイモの植え付けに向けて、天気が良くて畑が乾いているわずかなこの刹那を逃してはいけません。

この2日間で堆肥撒きです。

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小さな運搬車で運ぶので、何度も車と畑を往復しなければいけません。

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時期柄、チョコレートのようにも見えますが、畑に投下した牛糞堆肥です。

そしてこのチョコレートを崩して均等に撒くのです。

ジャガイモを栽培するところとその他の春作のために、6畝ほどに5立米くらいを入れました。

そして有機化成肥料を有機化成を撒いていきます。

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ええ、農業をやっていてこの時が一番、気が重いのです。

肥料もまあまあのお値段(今回は2万円ほど)がします。

収穫で回収できなければ、地球に小銭を撒いていったようなもの…。

とても将来が不安になり、自信がなくなる瞬間です。

・・・いや、そんなことではいけないっ、失敗を恐れず資本を投入し、ハイリターン(?)を目指すのだ。

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そして、その回収不能予備軍の小銭・・・じゃなかった有機化成肥料と堆肥をトラクターで鋤いていきます。

畑がしっかりと乾いているので、鋤くのも気持ちいい。

ちなみに、今年はダイコンの播種をするところは堆肥を撒かずに有機化成肥料を多めに散布しました。

調べてみると、堆肥が多いと枝根が増えるようなのです。

今日の午後はお休みをして、堆肥撒きの重労働とシイタケ原木の玉切りの同じく重労働で痛み始めた腰をいたわりました。