山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

畑がだんだんと賑やかになっていきます(24コールラビ、24エダマメ他)

天気予報を見るときにいつも使っていたアプリのデザインが変わってしまい、困ってしまいました。

今までは2タップで10日後までの降水量の予報が見られたのですが、新しいデザインでは降水量予報に代わって降水確率が表示されるようになりました。

例えば、3日後に雨が降る予報が出ているとして、その1㎜以上の雨の確率が50%か80%というよりも、降る量が3㎜か30㎜かの方が重要なのです。

パラパラ雨でも農作業はやりづらくなってしまうのでその日一日は作業ができないでしょう。

ただし、30㎜降られると4・5日くらい畑を耕すような作業はできなくなります。

そのように3日後から畑の様子が変わるという予想が立てられるのならば、今日・明日でするべき仕事の優先順位が違ってきます。

このように、正直、雨が降るかどうかではなくて、どれくらいの雨が降るのかが知りたいのです。

農作業ではないにしろ、同じ思いをしている人は結構たくさんいるのではないでしょうか?

武田勝頼と週末に長篠でお互いに好きな馬と鉄砲を持って来るようなランデブーの約束をしているドキドキの織田信長もそうでしょう(兵種やその活用についての説はだいぶ改まった)。

牛の角に松明を括り付けて小田原城にいる大森藤頼を驚かそうと考える迷惑Y〇uTubeまっしぐらの伊勢宗瑞も天気は気になるでしょう(この話は創作だと思う)。

いやいや、物騒な目的だけでなく、民間需要もあります。

箱根の宿辺りで「あともう少しで大井川だな」と思っている弥次さん喜多さんも渡河できるかどうかは大きな関心事(この2人は足止めを食らっても楽しく過ごしそうです)。

朝廷から雨乞いの祈祷をお願いされる南都北嶺にとっては、しっかりと雨が降りそうな日の前まで焦らしてから恭しく願いを聞き入れるのがあらたか(こんなこと書くと罰が当たりそう・・・)。

利根川の東遷を任された現場監督の伊奈忠次は、大雨が降るときには作業員に重機を川の中から高台に退避させるように指示をしておかないと上司からしこたま怒られます(中間管理職はどの時代もお辛いのでしょう)。

このように、多くの人々にとっては単に雨が降るかどうかではなくて、どれくらいの雨が降るかというのが大切なのです。

一応、このアプリのどこかには降水量の予報はあるようで、検索したら出てきました。

1タップで行けるようにGo〇gleChr〇meのお気に入りで、待ち受けにアイコンを出しましたが、これがChr〇meの汎用アイコンなのでダサい。

なんだか、がっかりな昨日今日でした。

畑の方はコールラビの移植をしました。

まだ、1回目の播種の分だけです。2回目に播種をしたものはまだ双葉。

すべて合わせると春のコールラビの植え付けはこの3倍くらいになる予定です。

エダマメとトウモロコシは2回目の播種。

霜が降ることはほとんどなさそうですが、彼らは気温が低いと発芽しませんので、トンネルの中でお過ごしです。

何も植わっていないところも肥料を撒いて準備をしなければいけません。

6月までには週毎に畝が増え、いろいろな作物が増えていきます。

ふと見ると、ソラマメにはいっぱいの花がついています。

こうしてみるとソラマメの花って藤の花に似ているのね。・・・まあ、同じマメ科でしたね。