山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

春のシイタケもそろそろ終わり

今日は一日中、小雨が降って、畑作業はできなかったので、シイタケ榾木の片づけをしました。

発生の終わった榾木を保養場へと移動させるのです。

これが結構時間がかかる。この春の発生は期待したほどではなかったので、なおのこと足取りも重い…。

今年の梅雨から立秋ごろにかけてはほどほどの気温とそれなりの降水を期待したいものです。

また、今年仕立てた榾木も半月くらいするとここに仲間入りします。

そのためにはこの保養場の屋根を直さなければいけません。

よしずは3・4年くらいでだめになるので、張り替えるのです。

それにしても、コ〇リのよしずは年々、値段が上がっていて、5年くらい前と比べて1.5倍くらいになったんじゃないかな?

それでもこのよしず安いんだよね…。輸入なんだろうけど、それは果たして適正な輸入なのか不安になります。量(かさ)があるので、輸送費もばかにならないだろうし。

ものは安けりゃいいってもんじゃないんだよ。あまりに安いものは買うこちら側も申し訳ないような気がします。

そういう心が需給における適正価格を導くと信じている一生産者です。