山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

アスターの播種

昨日、今日ととても天気が良く、お日様が一日中照らしていました。

寒さがぶり返すと霜が降りることもあるので「油断は禁物」の時期ですが、そんな心配もいらないほどに気温はウナギ上りとなり、ツナギの下は半袖1枚で十分なほどでした。

そんな、ポカポカ陽気の中、昨日はアスターの播種をしました。

木曜日にもやったのですが、まだ半分ほど残っていたのでした。

新しいプラグトレーが白飛びして穴が見えません。

実際、日光に照らされてとても眩しくしばらく直視できませんでした。眼がー、眼がー・・・。

プラグトレーにひたすらに種蒔き培土を入れて、ひたすら種蒔きです。

道具などのない私めは爪楊枝で精密作業です。

それにしても、あれだな。この前は頭使っているなんてブログでほざいてしまいましたが、これなんか典型、まさに単純作業の繰り返しで頭なんか使いません。

そのため、耳にはワイヤレスイヤホンをして、スマホから音声や動画を聴いています。

最近、このように農作業中、もしくは他の作業でも「ながら聞き」をするのに嵌っています(もちろん、危険な仕事や公道での運転時はしません)。

だって、体だけ動かす仕事ばかりなんだもん、私の仕事。

でも、トラクターで畑を耕すときはエンジン音があまりにもうるさくて、イヤホンをしても言語や会話といったものは上手く聴き取れないのです。

そりゃあ、今では一般的なものになったキャビン付きのトラクターがありゃいいのですが、そんな機械投資ができるわけもなく…。

誰か恵んでくださるなら、エアコン付きをお願いします。

・・・まあ、だからしょうがないので、畑の中でトラクターに乗っているときだけは無料で聞けることもあって音楽にしています。

そおかぁ~、今はこんな曲が流行っているのかぁ♪♪♪。

このながら聞きに目覚めたことにより、つまらない単純作業にもいくらかやる気が出るようになりました。

野菜や花卉作りってさ、すべてに時期があるから、やる気がなくてもやらなくっちゃいけないんだよねぇ(←お金もらうんだから当たり前だろ)。

・・・と、このように播種が終わったら、トンネルにてお過ごしになります。

2週間ほど前に播種をした長ナスは芽が出そろいました。

そういえば、この長ナスの播種は記事にしていませんでしたね。

長ナスの発芽は時間がかかる(気温が低いため)ので、芽が出るまでは不安なのですよ。

一方で、最も早くに播種をしたネギは発芽率がすこぶる悪い…。

写真では見えづらいですが、部分的にはなんだか半分くらいしか発芽していないようです。

病気などでここから大きく減らなければ、おそらく植え付け分は確保できるとは思いますが、とても心配な展開です。