山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

完全犯罪~消えたカボチャの種~

今週半ば、家の周りの草刈りをしていると、キイロスズメバチに刺されました…。

刈払い機で地中に埋まっていた巣を破壊したようです。

太ももに電気が走るような激痛を感じて見ると、必死にしがみ付くキイロスズメバチ

ショック症状はなく、大事には至りませんでしたが、慌てました。

びっくりしたなあ、も~。

今日はカボチャの話題、2週間前にプラグトレーに蒔いたものです↓

芽が出ていません、いや出ているけど、2週間経ってこんなもんじゃ絶望的。

このプラグトレー、家の近くの雨が当たる場所に置いてありました。

この2週間は気温が高すぎるとか、土が乾き過ぎるということはなかったと思います。

なので、今日には芽が出揃うはず・・・でした。

唯一、気がかりだったのは、強い雨が3回ほどあり、いくつかの種が出ていたことでした。

でも、それは全部ではない。

・・・なぜでない?

あまりに芽が出ていないので、1つ2つとほじくってみました、・・・つんつん。

!!っ、トレーの中に種がないっ!

そんなはずはないと、15ヶ所ほどほじくったところ、2ヶ所しか種がご在籍ではありませんでした。

♪そこに~私はいません~、眠ってなんか~いません~

・・・なぜ???

プラグトレーのあった場所の周りを丹念に捜索したところ、遺留品を発見↓

・・・種がかじられている…。

でも、こんな種は2つしか見つかりませんでした。

体は大人、頭脳は子どものおっさんはチューリップハットに似た麦わら帽子を被った頭を掻きながら考えました。

迷推理はこうです。

大雨が降る→たくさんのカボチャの種が浮いて出てくる→動物、たぶんリスが咥えてお持ち帰り→大雨の影響で足跡も痕跡も消える→翌日、出ているわずかな種を発見する→プラグトレーに埋め戻す→大雨が降る(初めに戻って繰り返す)

リス以外のネズミなどは種の殻を現場に残すでしょうし、大きな動物はプラグトレーをひっくり返すでしょう。

・・・リス、完全犯罪達成・・・たぶん。

お~、一粒50円のカボチャの種、90個は小動物のエネルギーとしてこの世から消えた…。

今年、一番のショック。だって、こんなの全くリスクとして想定していなかったんだもの、人間だもの。

追加で播種したこのカボチャの種のことは・・・もう忘れよう、もう忘れよう。

初めに播種したカボチャは苗として気力十分です。

彼らの元気の良さはカド番の私の心を救ってくれます。

明日には定植かなぁ~。