ここのところ雨、それも大雨ばかり。そして晴れる日も少なくて、お野菜さんたちがちょっと日照不足を感じているようです。
昨日・今日は久しぶりに薄曇り前後で、これ幸いにネギの土寄せをしていたら、つい先ほどの15時ごろに雨に降られました。まあ、その模様は後半で書きます。
本題はこちら↓
エダマメのお話です。ようやく、今週末から収穫となります。
まあ、黒大豆の枝豆ではなく、エダマメ品種の黒いものなので栽培期間は春先の播種(低温で生長が遅い)でも3ヶ月ほどと短くはあります(一方の黒大豆の枝豆は栽培期間6か月)。
それでも、トンネルの操作をしなければならないわ、薬は撒かなければならないわで、相当程度、お手入れはしたつもりです。
どのような実入りか、どのような莢数かは実際に収穫が始まってみないとわからない(今この状態で1本1本見ていくのも無意味です)のですが、しっかりとお金になるかな。多くの皆さんにご満足いただけるといいなあ。
そして、トウモロコシも今週末から収穫が始まるはずです↓
「はず」というのは、この1か月半ほどの気温がそれほど高いものにならず、さらにこの半月ほどは日照時間もすこぶる少なく、大雨で畝が水浸しになって地温も上がらなったので、生長が遅いのです。
1週間ほど予定していたよりも遅い感じがする…。明後日の様子を見て、もしかすると収穫時期をずらすかもしれません。
エダマメとトウモロコシはリレー出荷をするので、こちら↓は3連休に収穫をするもの。
まだ実は小さいですね。ただ、気温の上がり方によっては1週間でぐっと大きく膨らみます。
もちろん、薬の使用もその使用期間を考えての散布となるので、収穫はもちろんのこと、販売動向まで万事滞りなく進まねば困ります。畑に植わっていても、いかんせん生き物なので。
ということで、今週末からは土日を中心に朝日と共に起きてトウモロコシ採り、夜は蛍光灯の下でエダマメの葉っぱ切りと袋詰めとなり、とても忙しくなります。
・・・最近は朝寝坊することが多かったのだけど大丈夫かなあ…。
冒頭でも触れましたが、久しぶりに雨が降らなかったので薬撒きはもちろん、ネギの土寄せもしました。
左が施工後、右が施工前。
まだ雑草は小さいように見えます。しかし、これが1週間も経ってしまうと、土寄せだけでは雑草を土で覆い隠せなくなってしまいます。
ネギの株元から生えてくるのが厄介なのよ・・・。
ネギはヒガンバナ科で、まあ雑草はそれとは異なるので、栽培管理上は除草剤使用の相性はいいのでしょうが、多種多様な野菜を作る身からすると何となく除草剤は使いたくありません。
土寄せは管理機で土を耕して株元に寄せますが、汎用の管理機では寄せきれないので「あとone寸」(inchよりも幾分距離がある)をトンボでお届け。
・・・が、雨が降ってしまって泥だらけ。おかげで土はとんでもなく重く、さらにはトンボに貼り付くしでたいへんでした。
でも、その甲斐あってきれいなネギ畑に↓
それにしても今年のネギは生長が早いようです。
ここ2年、5月・6月の度を越した暑さにネギがへばって(一部はくたばって)しまって、この時期でも書道の細筆くらいの太さでした。
今年は早いものだと中筆くらいの大きさになっているかな。草丈も10㎝ほど高いようだし。
ただ、あまり生長が早くなりすぎて、植物の幼少期に見られる病気に対する抵抗力がなくなってしまい、ベト病が広がる(ベト病は変異しやすく、近年、タマネギとネギへ甚大な影響を与えている)のが怖いと言えば怖い。
ネギはダコニールも効くか効かないわからない上に使用回数も少なくて、対策はとてもやりづらいのです。
あと、先日、カボチャを定植しました↓
ソラマメ跡地に植えたかったのですが、カボチャの芽はほとんど出ないし、畑はぬかるんでいて耕せないしで、芽が出た貴重な僅かな数だけを家の隣に植えたのです。
例によって、草マルチ。カボチャにはこれが一番費用対効果に叶うんじゃないかな。
残りのカボチャポットも恥ずかしがっていないで早く芽を出してくれないかなあ・・・
<農薬使用履歴>
・エダマメ①(圃場前作23長ナス) 7/5収穫開始
日にち 農薬名 希釈倍率 使用方法 (回数制限)
6/12 トレボン 1000倍 散布 ( 2 )
6/19 プレオ 1000倍 散布 ( 2 )
6/24 アルバリン 2000倍 散布 ( 2 )
6/29 プレオ 1000倍 散布 ( 2 )
・トウモロコシ①(圃場前作23長ナス) 7/6収穫開始
日にち 農薬名 希釈倍率 使用方法 (回数制限)
6/13 アルバリン 2000倍 散布 ( 3 )
6/19 プレオ 1000倍 散布 ( 2 )
6/24 アルバリン 2000倍 散布 ( 3 )
6/29 トレボン 1000倍 散布 ( 4 )