山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

春のシイタケが最盛期

さあ、今日も野菜を売ったり、物を作ったりしましょう。

・・・僻みと皮肉は多くは語らないとして、昨日は伝統工芸近畿展の会場当番をしてきました。

毎回のことなのですが、当番中に他の工芸分野の方からその工芸分野の説明をお聞きしています。

というのも、木工もだけど、他の分野の作品は、勉強不足のためにさわりはおろか、見るべき基本的なところさえも分かっておらず、鑑賞ができないのです。

お客様の流れが穏やかになったときを見計らって、もとい、穏やかになったときを有意義に、いろいろと質問をして説明を受けることを楽しみにしています。

昨日は染織の方と当番が一緒だったので、染織の技法のことや材料のこと、着物の場合の意匠の留意などを知ることができました。

冒頭の話ではないですが、こんな身でもたまには勉強をしているのです。況んや衆人をや。

・・・話を主題に振りましょう。シイタケは今が春の発生の最盛期です。

秋の発生が少なかったからか、例年よりも少しだけですが多く出てくれたようです。

22白は形もなかなかいいなのが育ってくれています。

4月になって露地は虫が多くなってきたので、出荷はすべて発生舎で育生したものになりました。

春は気温の日格差も大きく、また気温が高くなるのが早いので、回転がねぇ・・・、うまくいかないのよ。