山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

一気に春らしくなりました(24エダマメ、24トウモロコシ)

この1週間、だいぶ暖かくなり、一気に春らしくなりました。

スイセンレンギョウも満開になりました。4、5日前に咲き始めたかなと思ったサクラももちろん満開です↓

ただ、つい最近まで雨が多くて、なかなか畑仕事ができませんでした。

ほんとは5日ほど前にしたかったエダマメとトウモロコシの一回目の播種を今日、ようやくやることができました。

土が水分を多分に含んでいたために、トラクターで耕したり、マルチを敷いたりができなくて、当初の計画よりも後ろ倒しに進んでいたのです。

一昨年・去年を教訓に、コメ〇の一番安い培養土を株穴に入れてから種まきをします。

・・・正直、手間です。

マルチに開けた穴にスコップを突っ込んで穴を広げ、一輪車からスコップで掬っては穴に充填させていくのです。

そして、培養土も結構な量を消費し、20m畝30㎝間隔2条植えなのですが、その畝1本で80リットルくらい使います。

それでも、この方法にしたのは欠株の解消が目的です。

特に、この4月初めの播種は低温から土の中で味噌にでもなってしまうのか(発芽時の低温湿潤が致命的に生育に悪いのでしょう)、発芽不良が甚だしく、15%近くの欠株を生んでしまっていたのです。

それを5%くらいに抑えることができれば、それだけでコストがpayp〇yできるだけでなく、株穴から草も生えないので手間もトータルで見れば少なくなりそうです。

それにしても、今日は暑いなあ。日差しも強いし、五月の連休中のような陽気。

体を動かしつつ背中に受ける太陽がちょっと苦痛です。

プチ客土による土壌改良が終わったら、いよいよ播種↓

もともとの圃場の土よりも培養土の方がサラサラで、種まきもやりやすいです。

ちなみに、エダマメは1株3粒蒔きで2本立ちにします。

トウモロコシも1株3粒蒔きですが、残念ながら、生き残れるのはもちろん1本だけです。

播種の後は水遣り、それが終わったらトンネル作りです。

今年はトンネルビニールを新調しました。さすが新品、クリアで美しい。

さっき↑のがエダマメで、こちら↓がトウモロコシです。見てもわかりませんね。

一週間ほど前にフラワーネットを張ったソラマメ↓

連日の暖かさで自身の才能に目覚めたのでしょう。すごい勢いで生長しています。

一日で5㎝以上は伸びているんじゃないかな。

冬場はほとんど大きくならなかったのに、この生長力はどこに隠されていたのでしょう。

あと一週間、支柱を立てるのが遅かったら倒れていたかもしれません。

ゴールデンウィークのラストくらいで収穫できないものかなあ。