山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

ダイコンの質を向上させたい

今日、花の定植の準備のために化学肥料を撒こうとしました。

いつものように、なるべく食味が良くなるように有機化成を・・・、と肥料袋を切りかけたときに気が付いた、花は食べない。

もはや癖で畑には有機化成を撒くものだと動いていましたが、おいしくする必要はないですね。

もちろん、植物には窒素・リン酸・カリ以外にも微量要素が必要です。

でも、うちは栽培毎にそれなりに堆肥を鋤き込んでいるので、花の場合にはそこまでこだわらなくていいかなと思い直しました。

そこで、花の定植予定地には普通の高度化成を撒きました。

たった3畝ほどの土地ですが、それでも肥料代が3000円ほど違います。

危ない危ない、無い袖を振るところであった…。

・・・余談が長くなりました。

日々、ダイコンを収穫していますが、圃場ないの畝位置や品種、栽培中の気候などによって出来が全く異なります。

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今日から本格的に採り始めた畝は結構良い出来です。

本当にうまくできたときには、ダイコンに限らず作物・作ったものは輝いて見えます。

特に棚に並べたときには違いが歴然です。

「よい物」から売れていく直売所では重要なことですし、だからこそより良いものを作らなければいけないというインセンティブが働きます。

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う~ん、同じ圃場内でも水持ち・水回りや土壌の厚さなどが異なります。

もっと勉強して、より質を向上させなければいけません。

高品質・安定出荷は大事なぁ~。

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始めでも触れましたが、次の作物の定植のため、最近は小さい運搬車でせっせと堆肥を撒いてばかりです。