山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

やっぱり収量は少なくなりそうな・・・

9月があまりに暑すぎたせいで、この10月中旬の気候がどんなものだったかわからなくなってしまいました。

ただわかっていることは、8・9月の高温と少雨は野菜だけでなく、シイタケ栽培にも大きく負の影響をもたらしたことです。

シイタケ菌にとって厳しい環境であったために、当然のことながら、榾木内での菌の繁殖が活発でなかったと思われ、収量減が予想されます。

一番最初に浸水をした24赤の榾木↓

この春から高温品種(赤)を違う品種にしてみましたが、これまでよりも中温域を好むのか発生は疎らで少ないものでした(写真にキノコがないのは収穫が終わった後だからです)。

そのため、来週に再び浸水をして様子を見る予定です。

古い榾木はいつ暇を出そうか悩むところです。

出る榾木もあるし、出ない榾木もある。ただ、出てもそれほど大きくないし数もない。

野菜みたいに個体の体調が見えるのだったら榾木の処分もしやすいのですが・・・。

まあ、管理人が貧乏性なだけなのかなぁ。

この1週間ほどは24白の浸水をしていました。

冒頭でも書いたように、発生は多い方ではないと思うのですが、白色の榾木は主力品種であり、道の駅にも多くの人々が押し寄せる時期。

収穫に忙しくなるといいなあ。

ところで、昨日は市に行ってきました。

クリのそれなりの原木が出ていたのですが、手を上げる前に言い値で競り落とされてしまいました。

もうちょっと競り人が呼びかけをしてよ…。

木工用の丸太の購入は諦めて、薪用の丸太を買いました。

40㎝のおもちゃチェーンソーでやっとこさ切れるサイズ↑と4本一緒に出品されていた仲良し兄弟↓です

薪なのでどちらもコナラです。

正直、下の写真くらいの太さが割りやすいのです。

あ~あ、それにしても、たまには垂涎をもよおすような素晴らしい丸太を買いたいよぉ~(先立つものはないのだけれど・・・)。