山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今年のシイタケは不作でした

久しぶりのブログの更新となってしまいました。

1ヶ月ほど前から畑仕事は一段落して、シイタケもあんまり出ず、投稿できるほどの記事を書くことがなかったのです。

この1ヶ月はまあ、長期休暇みたいなものでした。

木工もほとんどしていなかったのですけど…(来年の公募展に向けて桐の箱を3つ作ったことくらいかな)、でも寝ていたわけでもありません。

そして、今年はシイタケ原木を採取できる山を見つけられなくて、山仕事もできていません。

なので、この春夏秋に比べて、体を動かしていない…。

日の短い時期に、あんまり何もしないのも精神衛生上よろしくない(←特に、当地のように時雨が多い地方では)ので、廃榾の後片付けをしました。

40㎝以下に短く切って、太いものは割り、薪にするのです。

もちろん、白太はもうぼそぼそですぐに燃え尽きてしまうので、売り物にはできません、しません。仕事場用です。

結構あるように見えても、ちゃんとした薪に比べて3分の1ほどしか火が持たないのです。

1本の榾木からMサイズだと通算30個くらい採れたのかなぁ。

そう考えると、シイタケに限ったことではないですが、食料品って貴重だよね。

表題にもありますが、今年のシイタケは絶不調でした。

菌床栽培をやっている人とも話したのですが、そちらもとても不作のようです。

そりゃぁ、5、6月と9,10月の少雨がひど過ぎたもの…。

豊作・不作は榾木の見た目は変わりませんが、菌の世界もたいへんなようです。

この12月も発生舎で大きくなったシイタケを、さあ収穫っ・・・の予定で期待していましたが、採りに入るのが面倒に感じるくらいのポツポツ度合い…。