山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

秋のシイタケ開始

雨がまた降りません。

今日は2日前まで降水確率100%でしたが、今朝になって60%になり、そして降水はありませんでした。

なんで降らないの???

8月15日の台風で150㎜ほど降った後は夕立が1回だけあっただけ(降水量は15㎜)で、ほとんどが最高気温34℃の晴天ばかり。

・・・もう野菜は限界です。

秋のシイタケ発生を一昨日から始めていますが、こちらもこの夏の少雨のため凶作が確実です。

シイタケ菌は35℃で菌勢が減退し、40℃で死滅します。

榾木内で菌が十分に繁殖できたかわかりません。

「この榾木ちょっと変だな」と思うものも何本かあったので、もしかしたらほとんど出ないかもしれません。

・・・とはいうものの、自然子が出てきても何にも金銭的にプラスにならないので望みを託して浸水を始めました。

23赤の印をつけた榾木からです、高温品種。

豊作が期待できず、これだけワクワクできない作業もありません。

当年榾木は、いつもは12時間浸水ですが、あまりに榾木中に水分がないと思われるので24時間にしました。

そして、発生操作開始が9月4日というのも、例年よりも1週間遅く始めています。

これまであまりに暑くて発生者の中で干しシイタケになると思ったのです。

それでも、これから先も暑い日があるようで、傘の色は薄くなるんじゃないだろうか?

ちなみに、この夏に黄色の捕虫シートを交換しました。

あとはシイタケさんが出てきてくれるのを待つだけなのです。