山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今日は川刈りでした。

京都アートフリーマーケット2日目ですが、今日は村用で川刈りでした。

私の住んでいる地区は区行事がまま普通にあるほうだとは思いますが、川刈りは年2回あります。

川刈りは区内の川の草を刈るものですが、9月の川刈りは家のある地域よりもさらに上のほうをやっていきます。

地区内の川は由良川の源流のひとつで川幅が狭く、ところどころ刈払機を取り回すのも苦労します。

といっても、私は草刈暦10年以下の新人でさらに年10日前後しか草刈をしないので、あまり講釈するのもおかしな話ですが…

今日の川刈りは8時から11時まででした。8月(例年は7月)にやった川刈りよりものんびりしたもので助かりました。

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川刈り後はこんな感じです。

河川内に低木・喬木が生長して水の通りが悪くなり、大雨で洪水になったらたいへんです。地方では必要不可欠な行事です。

 

いつも家から出るときはすぐ車に乗ってしまうので地区内の様子をゆっくり見ることは少ないのですが、今日は川狩りのため違いました。

歩いて周辺を改めてみるといろいろなことに気付かされます。

地区内の田んぼもだんだんと稲刈りが済んでいます。半分くらいの田んぼが終わっているようです。

ほとんどはコンバインで刈っているようですが、写真のように「いなぎ(漢字では稲木かな?)」をして乾しているところもあり、情緒があります。

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川の向こうからコンパクトカメラで撮っているので拡大も限界がありますが、

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バインダー(機械の名前です)で刈って、一把ずつ積んでいく様子が想像できます。