今日の午前中は「川刈り」でした。
炎天下の中、草刈機を持ったまま河原で干からびそうでした。
果たして、あと十年くらい経って若いもんがいなくなったら、このムラの景観は維持できるのでしょうか。
長いお昼休み後、久しぶりに漆の作業をしました。
・・・ペタペタペタ・・・
・・・フキフキフキ・・・
スツールと鑿痕角小盆の拭き漆です。
・・・ペタペタペタ、フキフキフキ・・・
漆部屋ではストーブをつけなくとも、手を動かす人間は暑さで塩をふりかけたナメクジのようになってしまいます。
これでどちらも半分くらい、もう半分は拭き漆ではなくて木地の色がわかる仕上げにします。
鑿痕角小盆のいくつかは「朱」色にしようと思いましたが、今日は拭き漆をするところまでいきませんでした。
明日、朝からできるようにとりあえず漆と朱を混ぜるところまでしておきました。
