山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

キノコのカテゴリーじゃないけど

今日は市日でした。

この辺りは50㎝近く積もったようですが、ほとんどの雪が消えていました(写真左側に黒くなった雪の塊はありますが)。

木工の作品制作で使う材料を揃えたいのですが良さそうなものはなく、樫(カシ)を1本買って帰りました。

市場で見ると細いかなぁと思っていたのですが、いざトラックに載せると結構太く見えるものです。

樫はねぇ~、まあ、木工品には使いませんね。鉋台(かんなだい)や木槌の頭や柄にはなるけど。

じゃあ、何で買ったかと言うと、前にも書いたようにシイタケ原木の採取が少なく、且つ細いものが多かったので、今季の薪づくりがあんまりできていないのです。

そして、2・3、薪用の半割などを人から頼まれてもいるのです。

アベマキ・クヌギ・コナラがあればそちらを買うのですが、今回はこの樫が結構お安かった(とはいっても、薪用原木としてはよいお値段)ので手に入れたのです。性(しょう)もいいし。

記事のカテゴリーをどうしようか悩んだけど、まあ、薪はシイタケ栽培のおまけだから「きのこ」カテゴリーにしました。

フォークリフトがない(←情けない)ので、トラックの上で切ります。

バームクーヘンみたい?、それとも金太郎あめ?

太さが50㎝近くあるので、私のおもちゃチェーンソー(バーサイズ40㎝)では切りきれなくて反対側からも切ることになりました。

ただ、目が通っているので、割りやすいです↓

ちなみに、薪の材料としては、樫は最も良い樹種です。

火力もいいし、火持ちもいい、皮が薄いから燃えるところも多い。

それにしても、今回のこの樫は薪にするにはもったいなかったなぁ。鉋台が取れそう(台打ちする気ないけど)。