山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今年の植菌が始まりました

世の中は三連休。私は一昨日・昨日と木工の研究会があり、出かけていました。

それはそれは楽しく充実していたのですが、ちょっと仕事の方が溜まっている・・・。

圃場を囲む柵のレベルアップ、作業小屋の屋根づくり、そこに今日からは菌打ちが加わります。

今朝は寒く、あいにく雪もちらちら降っていましたが、8時ごろには上がり、外仕事ができるようになりました。

例年のように、この時期にだけしか使うことのない電動ドリルで穴をあけていきます。

このような立ち仕事は作業をする高さが重要なのです。

写真のようにブロックをいくつも積んで、腹のあたりで機械操作をするようにします。

持ち上げて台に置くのは体力が必要ですが、そうしないとドリルで突くときに中腰になってしまい、すぐに腰が痛くなるのです。

穴間は測って印をしていたらとてもじゃないけど時間が無くなるので、適当な感覚で適当な間隔を開けて穴を開けます

・・・手返しよくやらないとね。

次の菌入れと封蝋は一人ではできません。

平日働いている嫁さんは土日祝しか稼働することができないので、穴あけは今日一日で終わりそうな数の原木だけにします。

片付けた発生舎(この時期は寒くてキノコの発生をできない)に穴あき原木を持って行き、そこでその嫁さんと作業をしていきます。

屋内とはいえ、もう少し暖かい方がいいなあ・・・。

できた榾木は植菌待ちの原木を今積んでいるところに置きたいのですが、場所が空いていないので、とりあえず発生舎の中に置いておくことにします。

この時期はまだ散水を必要としませんし、原木の含水率も高いみたいだしいいでしょう。

今年の原木の量だと、う~ん、あと丸7日くらいかかるかな。

3月の半ばまでに終わらせないと、春からの畑仕事が押してしまいます。