山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

榾木の移動

今日はとても暑くなって、モモヒキなんてとても履いてられないほどでした。

榾木を休養させているよしず下の整理の都合もあるので、今年植菌をした榾木を移動させることにしました。

本来だと、ちょっと早いんだけどね。

シートの下で1ヶ月半ほど、すくすくと生長できていたかな?

やはり、三月上旬からの平年を大きく上回る気温の影響か、菌糸紋がしっかりと出るほどになっています。

距離にして50mほどですが、運搬車に積んで行ったり来たりで、昨日が半日、今日も半日とほぼ一日仕事でした。

井桁に積むことができました。よしずが掛けてあるのは太陽の傾きの都合で、直に日が当たってしまうからです。

菌の品種は榾木に打ち付けた色紙で判断できますが、どの年の植菌だったかは休養地の位置で把握しています。

新入りは一番、発生舎に近いところが指定場所です。はい、出入り口に近くて末席ね(まあ、一年目が質量ともに最もいいんだけどね)。

発生舎の中では白色表示の品種が頑張っています。

でも、やっぱり発生量はそんなに多くありません。

去年の秋の収量が悪かったので、今春に後ろ倒しで大量発生するかと思いきや、随分とマイペースなようです。