山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

榾木の移動

蒸し暑くて、ざっと通り雨があるとても気紛れな空模様。

この時期、つまりは梅雨らしい天気です。

一昨日の雨で派手な畑仕事ができないので、今日は先送りに先送っていた榾木の移動をしました。

シートを外して、榾木たちはこれから外の風に当たり成熟します。

移動させる距離は20mほどですが、運搬車への積み下ろしのために少し動くだけでも汗が出ます。

それにしても、シート下での養生から井桁積みに移行するのは5月の下旬ごろが一般的ですが、だいぶ遅くなりました。

もちろん、雨の日はシートを外すくらいの世話はしていました(半日蔭の場所だったしね)。

菌糸紋がはっきりと出ており、菌の伸長もいいようです。

お昼の始めくらいまでかかりましたが、よしず下での井桁積みに移行することができました。

今年の夏の天気はどうなるのかなぁ・・・。

榾木の成熟、つまりは秋の大発生のためには高温になりすぎず、やや多めの定期的な雨量が好ましいです。