山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

製材をしてきました

最近、ブログの更新が疎かになっています。

畑仕事の方はネギを採り続けるだけなので変化がなく、制作の方も・・・書くのはやめておきましょう。

今日は市日だったので市場に行ったのですが、2週間前の大雪のために出品があまりありませんでした。

雪が残っていた影響で、山から下ろせていないようです。

そのため、前回の市で買った丸太を積んでもらって、市が始まる前に市場を後にしました(すみません)。

そして製材所に行って、午前中のうちに製材を済ませました。

トラックに積んだ丸太の様子を写真に収めたつもりだったのですが撮れてなく、写真がアップできません。

見てくださっている人はどんな丸太だかわからないでしょう(前回の記事を見てもらえばいいのだけど、雪をかぶってこちらもわからない)が、挽いた様子はこちら↓

節の写真になってしまいましたが、今日挽いた2本とも外から見える「痕跡」の他に節が出たわけではなかったので、きれいな丸太でした。

前回の記事でも書いたように、木目が「それなりに」細かい欅で、一部を工芸用材料にしたかったのです。

断面積の大きな角材で挽くと、端っこの方に中途半端な部材が出ますが、それらも耳を落として確保します(「耳を落とす」というのは皮を切り落とすの意味)。

こんな↓に小さくなっちゃったのね・・・。まあ、径40㎝弱の丸太でしたから。

ちょっと見づらいですが、3つほど厚み4寸(12㎝)で幅6寸~7寸(18㎝~21㎝)の大きさです。

しかし、まあ、帰りはだいぶ雨に打たれました。

今日中に桟積みしたけど、手がとても冷たい…。