山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

この時期は大きなキノコが採れます

今年の冬は寒いと言われてきましたが、霜が降りた日がまだ指折り数えるほどしかなく、朝夕の冷え込みはそれほどではありません。

木の伐採が終わったので、再び発生舎づくりに取り掛かれます。

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今日は妻側の管柱を針金で結びつけました。1月中には完成させたいのです。

この時期のシイタケはじっくりと生長するため大きくなります。

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発生舎(仮)の中は雨風が当たらないので、なおのこと形の良いキノコができるのです。

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こちら↑は屋外の榾木ですが、雨が降ると傘が湿って雨子になってしまいます。

異物混入だけでなく、キノコ自体の品質もやはり設備が必要なのです。

そもそも屋外で発生させるほど榾場がないので、井桁組のままで置いています。

これでは採り忘れ・遅れもあり、収益性が低いです。

発生舎では3段で並べられるので、屋外よりも効率運営かつ管理がしやすいです。

・・・発生舎づくりを急がなくてはなりません。