山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

片流れの下駄箱

朝夕は寒くなってきて、先週から作業場ではストーブを点けるようになりました。

日も短くなって、特に夕方は日が暮れるのが早くてなんだか損をしたような気になります。

下駄箱づくりは仕口の加工をしています。

今回の下駄箱は1つの制作なので、実際の加工よりも機械調節の方に時間がかかっていますけどね。

なんだかおもしろい形↓

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テトリ〇のピースのような、アンド〇イドのキャラクターのような・・・。

そんなこんなで加工された部材たち↓

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性の良い欅(けやき)なので、加工が楽でした。

仮組みをします、コンコンコン・・・

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この小さな下駄箱は屋根が「片流れ」です。ちょっと加工が手間でした。

元請けの大工さんに片流れでやってくれと言われていたので、こうなりました。

仮組みをしたのは底板・背板・側板の寸法とその溝の突き忘れがないかどうかとこれから作る戸の建付けのためです。