山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

角鑿の箱の方が折れた

ちょっと前の話ですが、日曜日はムラの神社の秋祭りでした。

子どもも少なくなって、だいぶ寂しい感じ。

私は消防団で交通整備に行っていました。

最近の若い人たちは土日もお勤めの人が多く、おっさんが代表して行ってきました。

それはともかく、桧天板の片袖机の仕口の加工を進めていたら↓

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角鑿の箱の方が縦に割けました。

錐を折るのは日常茶飯事ですが、こっちが壊れたのは初めてです。

そんなこんなで、枘・枘穴を加工して背板・側板の溝を突いて、躯体の仕口の加工ができました↓

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すべて直交モードなので、加工は比較的楽に行えます。

図面も2次元CADで描いたので、寸法も拾いやすく、作業能率がだいぶ上がっています。

仮組みして確認しましょう。

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溝の加減も問題ありません。

背板・側板を入れてもきちんと組みたたるでしょう。

改めて図面と齟齬がないか確認して、引き出しを作ることができます。

ところで、シイタケが毎日30個くらいとれています。

今年は研究期間と位置付けているので、道の駅には登録していません。

ですから、出荷できません。

このままでは台所がシイタケで埋まってしまうので、鮮度が悪くなる前に、嫁さんは毎日、シイタケの佃煮を作って冷凍してくれています。

今度はシイタケの佃煮で新しい冷凍庫がいっぱいになりそうです。

ところで、キノコといえば、作業場の近くで「そばぼうろ」みたいなきのこを見つけました↓

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このきのこはなんという名前なのだろう?