山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

写真がありません

今日は市日でしたが、写真がありません。

カメラの電池がないのに気が付かずに出かけて、そのまま撮れずじまいでした。

前回・今回と出品量は多くて、見ていて楽しいものでした。

今日は雑木(広葉樹)もまあまあありました。

そして、椨(タブ)を1本買いました。

大きな枝があり、末は分かれていますが、なかなか大径材なので差し引きで歩留まりがいいかなと思います。

どんな丸太を買ったのかは春の製材の時に映したいと思います。

 

作業場では椅子の躯体が揃っていますが、座面はまだ矧ぎ合せの接着をしていません。

というのも、油断したのですが、接着剤がなかったのでした。

すぐに注文すればいいのだけど、通販サイトで割引の日になるのを待って買うことにしたので、遅くなっています。

♪モノ〇ロウぉ~、現場で使える消耗品は・・・

その間、躯体の面取りをしていきます。

まずは機械で・・・

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面取りをすることで、だいぶ雰囲気が変わりました。

背の縦棒は背中が当たるのでこんな感じで済ませています↓

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ただ、機械でかけただけではすべてが満足いくように面取りができるわけではないので、手作業も久しぶりにします。

・・・シャカシャカシャカ・・・

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特に、笠木は座面の次に目が行くところで、必ず手で触れるところ。

胴張(どうばり:面のふくらみのこと)は意識したいところです。

また、木口にも手作業を加えます。

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手前が機械の荒取りで、奥がそれを小刀で削った後。

笠木の木口は加工を迷います。

他の面取りや胴張と合わせるべきか、それとも使う時の安全性・利便性を優先させるべきか…。

まだまだ経験が浅くて、その意匠の答えが出ていません。