山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今年も怪我なく一年を終えることができました

今年の12月はとても暖かく、遂に雪が降らずじまいでした(夜中に降るかもしれないけどね)。

作業場でストーブを焚くと、すぐに暖かくなり、火のそばは暑いくらいです。

作業には良いのですが、地球環境の変化は心配です。

まずは昨日、厚み決めが終わった側板・背板の幅を決めます。

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昇降盤でただひたすらに通して、これで幅も決まりました。

そして、仕口を加工します。もちろん、本実矧ぎ(ほんざねはぎ)です↓

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仕口の部分は面取りも済ませました。

数が多い分、ただひたすらに同じ作業を繰り返して、自分が機械の一部になったようでした。

ハタガネの数に限りがあるので、早速、矧いでいきます。

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♪ハタガぁ~ネ、仕口できたぁ~ら、みぃ~ぞにボンド塗ろぉ~、貼れるぅ~や・・・

最近、歳を取るにしたがって、流行りの曲の歌詞が覚えられません。

♪老いの旅へぇぇぇ~~~・・・

とりあえず、側板・背板はどんどん「One Team」にしていきます。

接着待ちの間に、いよいよ躯体の材料の寸法を決めていきます。

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まずは柱(脚)となる部材から、同寸法の長さがあるときは一緒に機械にかけると早いのですが、うまく把握できるかな。

・・・取り掛かったところですが、もう時間もよい時間なので、ここでおしまい。

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今年も、怪我なく無事に一年を終えることができました。

事故なく終えることができるのは、何にもまして感謝につきます。