山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

圃場の囲いが完成しました

圃場、と言っても2反6畝ほどですが、の囲いがようやく昨日、完成しました。

獣を寄せ付けないように、ワイヤーメッシュで2mの高さを実現、60㎝のアゼ波板で腰を巻きました。

シカや小動物どもからは永楽帝万里の長城のように見えるでしょう・・・たぶん。

入口は写真の通り、ワイヤーメッシュにトタンを括り付けて軽量化、山海関からの侵入も難しい・・・はず。

それにしても、時間がかかったなあ・・・。この仕様で一周するのに3ヶ月ほど、その前の柵の片づけも入れると5か月もかかっています。

いやはや、作業速度が遅かったようです。

囲い込み運動が一段落したところで、さらに本筋の作物の充実を図りましょう。

今日はとても暑くなり、当地でも真夏日となったのではないでしょうか。

トンネルは見ているだけでも暑苦しいので、エダマメ・トウモロコシの1回目と2回目播種をした畝はその片づけをしました。

でも、暑い日に農ビ巻きはするものではありません。気温が高い時の農ビは互いに貼り付いてうまく巻き取れないのです。

4月の平均気温は平年よりもずいぶんと高かったようです、霜もほとんどなかったですし。

また、5月に入ってからはさらに気温が高く推移していて、写真の通り、エダマメはもう草丈が20㎝を越えました。

先日まで花を咲かせていたソラマメも莢が着いてきています。

日に日に大きくなっていく植物を見るのは楽しいのですが、このように生長が早いと作業が追い付かない…。

長ナスあと半月もすると移植時期が来そうです。・・・が、畝がまだできていません。

ネギは丈が高くなってきて倒れそうになってきていました。

倒れてしまうと全体が曲がってしまい、ゆくゆくは製品の曲がりとなるので、新しい刃を付けた草刈機で切り戻しました。

こちらも刻々と大きくなってきて、あと半月ほどで移植時期です。

さらに困ったのがアスター

去年は5月の気温が高く、危うくお盆には花の盛りを過ぎてしまうところでした。

近年、5、6、7月のどこかは平年よりも気温が高くなったり、生育にとって好条件が重なったり(天気がいい日が多いなど)します。

そのため、お盆よりに出荷を合わせるために、去年の播種日よりも5日ほど遅くしたのですが、どうやら去年と同じペースでポット上げを迫られそう…。

最近の一部野菜の供給不足による価格高騰(ダイコンやキャベツ、ハクサイ。3月と4月前半の気温が高く、後出し産地品が前倒し出荷されたことによる一時的な品不足)ではありませんが、生長が早くなってしまうのも困ったものです。