山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

また食べられている・・・

最悪の月だったこの7月がようやく終わろうとしています。

3日の大雨でエダマメ全滅・アスター損傷に始まり、トラクターのロータリーが壊れて25万円は飛ぶわ、スズメバチに刺されるわ、トウモロコシはアライグマに食べられるわ、カボチャの種は動物のえさになるわ、で中身の濃い1ヶ月でした。

そして、その月も改まる昨日、またトウモロコシが食べられてしまいました…。

今度は何者・・・、しかもひどい食べ方。

前回の犯人、アライグマと異なり、一部分しかかじっていません。

しかし、その「あまがみ」で20~30本やられているのです。

・・・もう、目も当てられない…。

その上、獣さんは収穫間近のよい商品を狙っておりますもので、被害は甚大です。

真夏の炎天下に佇み、・・・無気力…。

今週の半ばにはネギの土寄せをしました↓

雑草ばかりだったもので、近所の人には「なんだこの畑は?」と思われていたことでしょうが、歯抜けなのはとても気になりますが、見た目はネギ畑に近づきました。

畑の手入れと言えば、今日はツルムラサキの誘因をしました。

今年は発芽率も、活着もよくてだいぶ混雑しています。

来週末から、特にお盆期間は連日収穫する予定なので、すぐに葉っぱがなくなり、丸裸になるはずです。

ツルムラサキの気力を充実させるためにも、ちょっと雨が欲しいかな(先一昨日、この地方は大雨に襲われましたが、当地はほとんど降りませんでした。馬の背を分けるような雨だったのです)。

育苗用のトンネルを片付けたところに草が生えて、そのままにしておくのも「どうかなぁ」と思っていたので、余っていた長ナスの苗を植えてみました。

畑の長ナスはわさわさになってきましたが、同じ苗なので、こちらは老化に老化を重ねてしまい、みすぼらしいことこの上ないです。

まあ、ナスだから「どうにかなるかな?」とほぼ実験な感じです。

長ナスと言えばやはり冠水した影響でしょうか、どうも調子の悪い株がぽつぽつ出てきてしまうのです。

ある日突然、このように葉っぱが黄色くなってどんどん衰弱していく…。

ウィルス性の病気によるものでしょうが、今まで元気だった株が日に日に調子悪くなっていくのを見るのはつらいです、そして収益的にも辛い…。

ただでさえ、今年の長ナスは長さがあまり出ないなぁと思っているのに。

アスター(正しくは「エゾギク」だけど)が咲き始めました。

5月・6月の「猛暑」のせいでやはり生長が早いようです、5日くらいかな。

接写では積み重なるように取り巻く花弁が美しいのですが、カメラを引くとそこは荒野です。

悪いところはこのようにほぼ全滅でした…、あの雨がね・・・。


<農薬使用履歴>

・22長ネギ(圃場前作21カボチャ)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/17    ダコニール       1000倍     散布    ( 6 )

 7/24    トレボン     1000倍     散布    ( 3 )

 

・22アスター(圃場前作22ジャガイモ)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/6    ダコニール       1000倍     散布    ( 6 )

 7/17    ダコニール       1000倍     散布    ( 6 )