今日も昇降盤を使って溝を突きます、突きます。
ようやくのこと、「横」の部材に溝を突き終わりました。
いつもながら、幾何学的な模様が美しい。いつもは木目ばかり見ているからなおのこと。
6㎜の角鑿を使って柱の部材に彫れていなかった枘穴を掘ります。
柱の仕口、特に枘穴の行き交いはややストイックな美しさがあります。
造形の妙は日常の仕事の中にもあるのかもしれません。
ここで仮組みをして溝のおさまりを確認します。
・・・コンコンコン・・・
設計図通りの加工ができていれば問題ありませんね。
チキンの私はいつものことながらドキドキでした。
溝の突き間違いが一番こたえるのです。枘を作る手間はかかっているし、修正できませんから。
ハタガネには底板を矧ぐ仕事をしてもらっていました。
これで底板の準備ができました。
ハタガネには次に棚板の接着をさせたいのですが、まだ仕口の面取りができていません。
豆の攻鉋(せめがんな)とミニサンダーを使って作業を進めています。