山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

木材の移動

今月の終わりに今季の製材をしようと思っているので、ここ数日は木材の移動をしています。

それにしても、気温が高い日が続いています。

本来のこの時期でしたら、朝は凍てて外での仕事なんか手がかじかんでできないはずですが、そんな日はほとんどありません。

作業はしやすいのですが、木工用の丸太もシイタケ用の原木も雑菌さんが繁殖するのは勘弁してください…。

ということで、外の置き場から木材小屋へ木材の移動です。

・・・よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・

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人力だけで移動させるのは、いつものことながら酷な作業です。

板によって重さが異なるので、樹種はもちろんですが、それぞれの個体差に応じた「天然乾燥」技術は奥深いものです。

明日から雨が降るそうなので、今日中にやってしまいたかったのですが、2割ほど残ってしまいました。

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何かにつけて、なかなかうまくいかないことばかりです。

暖かいとは言ってもやっぱり寒いと外の作業は辛いので、陽が高くなるまでの時間や、重いものを持つのが嫌になったときなんかは木工の制作をやっています。

棚板は寸法を決めてサンダー掛けをしました。

・・・ブウィーーーーーン・・・

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ミニサンダーでは埒が明かないので、大きなサンダーも使いました。

うまいこと脚も使って材料が逃げないようにやっています。

一方で、まだ仕口の出来ていない材料は枘を挽きました↓

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昇降盤で溝も突いたり、突いていなかったりです。