山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今夜は雪になるそうで

昨日に引き続き、届いた木材の片づけです。

今日は幅広の欅を移動させます。

・・・よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・

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なんとか移動させることができました。人力ではこの高さが限界です。

その上に若い欅の板を載せます。

・・・よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・

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これだけするのに半日以上かかってしまいました、・・・何やってんだろぉぉ…。

板を乾燥させるときは「きれいに」積まなければいけません。

詰まることろ、板の乾燥は「板を育てる感じ」ですが、下手こいて価値が減ることはあっても増えることはありません。

当たり前の手間をかけることで、できて当たり前とみなされる仕事なのです。

その他の板も整理していきたいところですが、まだ木材小屋第2・3期の工事が終わっていません。

というか、届いた木材の中にある垂木と野地板を使わなければ先に進めません。

 

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6mの垂木を泣く泣く5mにカット。

・・・ウィーーーン・・・

そして単管の上に載せていきます。

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・・・が、雪が降ってきました、ちらちら程度ですが。

未乾燥の板のように柔らかくてすぐに曲がってしまう私の心は、垂木を1本針金で留めただけで折れました。

今夜は本格的な雪になるかもしれないとのことで、まだ片付けていない板の上にはトタンを載せました。

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明日の朝に雪が積もっていたら、明日は外の作業ができないなぁ・・・。