山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今年の榾木はよく出てくれるかな

棒積みにしたままだった今年の榾木をようやくの事、半日蔭の下に移動しました。

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今年は運搬車があるのでだいぶ楽になりました。

でも、少しづつしか載せられないので、時間はかかります。

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夏の暑い時期はよしずの下の風通しが良いところでご休養なさってください。

あまりに棒積みにしていた期間が長かったためか、なんか榾木がやわらかい感じがしました。

菌糸紋はよく出ているので、伸長は良くしていると思いますが、この感じは発生にどう影響するでしょうか。

一方、去年仕立てた20白は今季2回目(通算4回目)の浸水をしました。

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榾木が古くなってきているので、やや形は崩れ気味ですが、なかなか良い発生状況です。

この品種は何となくサイクルがわかってきたかな。

今年の榾木はより効率的に発生させ、多くの収穫を得たいです。

長ナスの収穫が始まりました

今日から長ナスが収穫できるようになり、道の駅への出荷も始まりました。

・・・といっても、そんなに株数がないので、もちろん毎日は出荷できません、数もそんなにないです。

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家庭菜園のころと比べて、だいぶ立派な株だち。

でも、コメリ苗はこんなに順調なのに、自家製苗は1か月遅れてはいえ、まだまだ収穫まで時間がかかりそうなのが悔やまれる・・・。

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今年の6月は真夏日がほとんどない(恐らく当地ではまだないのではなかろうか)なので、ナスにとっては朝夕の冷え込みを除いて過ごしやすいのではなかろうか。

まだカメムシがついていないのが幸いです(エダマメには違うカメムシがだいぶ付きだした)。

ネギの作業は続くよ、どこまでも

大雨が降ったり、他のことで忙しかったりでネギの定植が全く進んでいませんでした。

・・・が、この1週間でだいぶ進ませることができました。

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予定の8割ほどを定植することができました(といってもたかだか8畝ほどだから、農家さんに笑われちゃうよね…)。

あまりに最初の定植から時間があいてしまったので、初めに植えたネギはすっかりお兄さん・お姉さん↓

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生まれたとき(播種)は同じだったのにね・・・。

あまりに大きくなってしまって、かつ周りの雑草さんもご立派になられていたので、草引きをして、土寄せをしました。

・・・う~ん、この土寄せ、重労働だし、時間なかかるなぁ。

今の時代、手作業でやるのが違うんだろうけど(←設備に投資する元手がない)、何とかして省力化していきたい。

あとの2割も今週中には植えてしまいたいです。

徒長苗はつらいよ(21ジニア、21アスター)

ここのところ雨が降らず(先日は夕立がありましたが)、とても畑仕事がやりやすいです。

今日は嫁さんとジニアの2回目とアスターの1回目の定植をしました。

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ジニアの苗はプラグトレーで徒長したものがポットで大きくなってしまった苗で、互いに絡み合って地面をはいつくばっています。

とても定植しづらい、そしてフラワーネットにかからないし、ちゃんと生長するかどうか全くわからない…。

気を付けよう、暗い夜道と徒長苗。

一方で、初めに定植したジニアは花を咲かせ始めました。

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花は愛でたことがないが、きちんと咲いてくれたので心が和む・・・。

でも、摘心しないといけないのかな。実は切り花ジニアにするための剪定がわかりませんっ。

切り花は思ったよりも長いし(茎の長さは「密度」で調整するらしい)、草形はどうしたらきれいに見えるのか、そしてそうなるためにどうやって剪定して生長させたらいいのか研究すべきことはたくさんあります。

剪定や切り戻しも勉強していきましょう。

ところで、今回栽培しているジニアは色はいろいろ、花の形も一重から八重咲まであるミックスです。

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このような八重咲は豪華に見えます。

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一重に近い咲き方は素朴で可憐です。

ジニアのいろいろな花を束ねるのも楽しそうです。

始めに触れたようにアスターも定植しました。

こちらはそんなに徒長せずに、定植が「少し遅れたかな」というぐらいだったので、比較的カッコイイ写真が撮れるはずでしたが、写真を撮るのを忘れました…。

ダイコンは息切れです(21春夏ダイコン、21春コールラビ)

ダイコンの生長が思わしくなく、土日だけの出荷しかできません。

私の目指すところは、道の駅への出荷とはいえ「安定品質・安定出荷」なので、非常に悔しいです。

う~ん、品質もそうだけど「安定」させるって難しいですね。

また、コールラビもそうですが、青虫以外の虫も出てきて、だいぶ影響を受けています。

アブラナ科は夏には不向きなので、しょうがないといえばしょうがないですが、だからこそ他者さんとは「差別化」して出荷したいです。

出荷できない野菜を見るたびに、もっと勉強しないといないと思う今日この頃。

暑さで生長が遅くなる一方、青虫さんは活動旺盛。数日天気が続くみたいなので、今日は薬を撒きました。

青虫以外の虫には利かず、自然由来のためそれほど持続性がないゼンターリですが、あまり強い薬は使いたくないので、今回のダイコンとコールラビ(春)はゼンターリで通します。

でも、薬の価格と手間がだいぶ高くついています。

 

・21春ダイコン(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 3/30    ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/8      ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/19    ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 5/6      ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 5/23    ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 6/2      ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 6/6  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 6/17  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 6/23  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 

 <農薬使用履歴(通算)>

・21コールラビ(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 5/6  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 5/23  ゼンターリ(含展着剤)   1000倍    散布    ( ー )

 6/2  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 6/17  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 6/23  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

最後のポット上げ(21花卉)

夜間の気温もだいぶ上がり、トンネルでの育苗も楽になってきました。

夜にトンネルを閉め切らなくても苗が寒さで弱ることはなく、四六時中目を離せないわけではなくなったのです。

・・・まあ、ハウスがあればこんな心配と労力、必要ないんですがね…。

昨日は久しぶりに嫁さんとお出かけして、見たかった映画をようやく見てきました。

アニメ・CGの映像技術や表現はもちろんですが、内容もいいなぁと思いました。

ご存知の通り、内容はテレビアニメ版・コミック版とは異なっていますが、ストーリー展開の完成度が格段に高いと感じました。

このシリーズ4作品目の前半の展開には賛否があるようですが、私はクラスメイトの14年後をいわば「所帯じみた」ように見せることで、物語とメイン人物の感情展開に厚みが増したように見受けられました。

以前のバージョンのように登場人物を劇的に差配することが「ドラマ」やストーリーの「妙」ではないと思っています。

このことはこの映画に限ったことではありませんがね・・・。

あと、それぞれの組織の「ナンバー2」の描写が少なかったように感じました。

特にコミック版ではそのあたりがよく描かれて、「キャラが立つ」ようになっていました。

同じストーリーでなくともよい展開の中で、あえて描かれなかったのには理由があるのかなぁと思いました。

これじゃあ将棋が好きなおじいさん…、・・・それとも、女性に髪を切った理由を尋ねるのは野暮という話でしょうか。

余談はこれくらいにして、私の苗の「第3のムラ」は一昨日(19日)にポット上げが終わりました。

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こちら↑はケイトウです。セルトレイではかわいそうなくらいの大きさになっていたのです(一部には蕾も見え始めていた…)。

そしてケイトウはもう一種類↓

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まだこの段階では違いが判りません。

そしてセンニチコウ

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センニチコウは暑さにも強いので、管理をしていても気が楽です。

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ひょろひょろだったジニアの第2弾も少し大人になってたくましくなってきました。

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アスターの第1弾は定植適期を過ぎだしています。

トンネルのビニールに頭が引っ付きだしているので、早いところ畑を準備しなければいけません。

雨が降ったら大雨(21春ダイコン、21コールラビ)

しばらく天気が続いたと思ったら、今週初めは大雨でした。

この春から雨が降っては大雨と、ダイコンにとっては非常によろしくない。

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ダイコンの収穫もだいぶ進み、佳境といったところ。

出荷できるのはあと3週間くらいかなぁ。

日照りの後の大雨となったので、ダイコンがだいぶ割れています。

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軽微なものは切り取って出荷しますが、深いものは痛みが早いので出荷できません。

・・・だいぶ畑の隅に捨てました。

う~ん、なんでこんなにダイコンにとって災難な天候なんだろう。

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抽苔(ちゅうだい:頭立ちのこと)してしまっている株がだいぶあります。

こちらも、う~ん、なんでだろう。

畑の隅はダイコンのお花畑にもなっています。

抽苔した株はどうやら共通点があるようなので、要因を突き止め、予防に努めたいです。

収穫をしていると立派なお足をお持ちのダイコンさんにも出会います。

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収穫してももちろん出荷できずご迷惑なので、そっと前髪を元に戻して見なかったことにします。

大雨で困るのはコールラビも同じ。

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急に生長して株が割れてしまいそうです。

雨なのに青虫さんは元気に活動中。

青虫がだいぶ目立ってきたので、今日はゼンターリを散布しました。

 

・21春ダイコン(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 3/30    ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/8      ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/19    ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 5/6      ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 5/23    ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 6/2      ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 6/6  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 6/17  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 <農薬使用履歴(通算)>

・21コールラビ(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 5/6  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 5/23  ゼンターリ(含展着剤)   1000倍    散布    ( ー )

 6/2  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 6/17  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )