山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

遅ればせながらのシイタケ育生です

一昨日まで35℃を超える、というか一昨日までの3日間は最高気温が体温よりも高かった・・・。

夏休みの日記をつけるとしたら、毎日、お日様マークが繰り返されるような天気が続いていました。

それが今日、ようやく、ようやく、待ちに待った雨が降りました。

25㎜くらいの降水量でしたが、からっからの圃場にとってはまさに恵みの雨。

8月終わりの台風の時(←20㎜しか降らなかった)以来の本格的な降雨でした。

川の水が増えるほどの余裕はなく、大地に滲み込む飽和状態まではいかなかったようですが、これで畑の野菜もだいぶ回復することでしょう。

そして気温も低くなり、この文章を書いている午後9時ごろには半袖では肌寒くなっています。

心なしか虫の声も大きく聞こえます。

「待たせたな」と、忘れかけていた、そして待ち望んでいた秋がやってきてくれました。

これでシイタケの発生もようやくできます。

ただし、大いに気懸りはこのくそ暑かった夏にしっかりと菌が生長できたかどうか。

シイタケ菌は35℃を超えると生長が止まり、死滅が始まってしまいます。そのために、充実した「休養」は難しかったかもしれません。

まあ、それでも、発生させてみなければわからないので、高温品種の24赤の浸水を始めます。

・・・たくさん発生してくれないかなあ、わくわく。