山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

トウモロコシの摘果、すなわち・・・

2週間ほど、雨らしい雨が降っていませんでした。

今日も朝から良いお天気で、日差しの強さと気温は鰻上りになりました。

しかし、夕方から俄かに雲が広がり、このブログを書いている午後8時ごろには叩き付けるような雨となりました。

乾燥していた畑は潤いを取り戻したことでしょう。

ただ、今週はセンニチコウの畝立てとマルチ張りをしなければならないので、もう降らなくていいです。

・・・雨雲予想を見ると9時ごろからは雨脚がさらに強くなり、雨量が多くなるようです。勘弁して…。

今日の朝はトウモロコシの摘果をしました↓

それはすなわちヤングコーンの収穫。

このように、抜け目ないおっさんはきっちりとお金に変えます。ヤングコーンはほのかな甘みと柔らかな食感が楽しめ、本格的な夏の到来を前に(と言っても、梅雨を前に昨日は猛暑日だったが)、まさに清々しいという表現がぴったりの初夏の味覚です。

トウモロコシは一番果を確実に大きくするために1株に1個実らせることとし、二番果や三番果が摘果されてヤングコーンとなるのです。

こうしてみると、どこかマコモダケやホテイチク(のタケノコ)のようにも見えます。

まあ、アスパラガスも含めてこれらは刻んだものを目をつむって食べたらわからないかもしれません。

こんな形で道の駅に出荷。珍しいのか、結構人気です。

採るときに「もったいないなあ」と思わなくもないのですが、二番果は生長・肥大しても粒の入りが悪く、まず売り物になりません。

ヤングコーンで出荷した方が結果的に有益なのです。

今日摘果したこの畝は5月に水を被ってしまった影響でしょうか、株元の葉が黄色くなり、いまいち元気がなさそうです。

あと3週間ほどでトウモロコシの収穫となりますけど、大丈夫かなあ・・・。