山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

草もよく伸びる

テレビなどでは「猛暑、猛暑」と一つ覚えのように連呼していますが、実際のところ、この5月中旬から今までは平年並みか少し低いくらいの気温で推移していました。

真夏日だってまだ数えるくらいしかないはずですし、夜は涼しい。

平年の近畿地方の梅雨入りは6月6日前後のはずですが、梅雨前線はまだ北上していません。

畑の作物はこの1か月の生長はちょっと遅くなっているのかな。野菜たちはイメージよりも現実に生きています。

ただし、この2週間ほどで最低気温が上がってきたので、雑草は良く伸びるようになってきました。

畝と畝の間に生えてきた草が伸びると畝の湿度が上がりすぎますし、作物が小さければ生長を害します。

そして、元肥は圃場の前面に散布して耕耘しているので、雑草たちがその肥料を基に生長するのは許せない。お前にやる肥料はねえ・・・古いか。

ということで、昨日は管理機で畝間の中耕・除草をしました。

つい最近、爪を換えたので耕す深さも大きく、切削力も強い。つまり、管理機もいきっています。

・・・ただし、そのために運転時の抵抗が大きく、激しすぎて扱いが難しくなっています。

昨日はだいぶ暑くなりました。この作業はお昼前後に行ったので、汗をにじませながら圃場を耕運機とゆっくりお散歩。

いい感じで雑草を一掃できました。

早くに播種したトウモロコシのエリアも中耕・除草をしようと思ったのですが・・・

さあて、頑張ろうと畝間に乗り出したら、畝間の土が硬く、管理機が勢いよくキックバックしてきました(回転中の爪に石が当たり、その石が動かないと逆に管理機側が戻ってくる)。

その時、持ち手のバーがしたたかに股間にクリーンヒット。

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・・・5分ほど悶絶しました。

いい年したおじさんは実験マウスのように懲罰刺激と捉え、もう怖くて怖くて、管理機で作業を続けることができなくなりました。

こういうときだけは学習能力が高いのです。

まあ、これだけ生長していれば雑草が生長を害することはあまりなさそうだし、もし、雑草が伸びても刈払機で刈ればいいし、中耕の方も管理機が根を傷つけることを考えたらあんまり効果も変わらないかなあ。

よし、これで中耕・除草は終了、おしまい。

長ナスですが、青枯れが何本か出てきました↓

先日、水をかぶった影響もあると思いますが、植えた場所も土の湿度が下がりにくく、土中に害菌が多いと思われます。

代わりはいくらでもいるわけではありませんが、何本か苗が余っている(育ち過ぎているけど)ので、植え替えます。

アスターの支柱とフラワーネットはソラマメを片付けなければ手に入りません。

なので、今日からソラマメの片づけを始めました。

そうでなくとも、ソラマメはカメムシ害が結構出ていて、もう売り物にできるようなものが少なく、例え売るにしても豆にその染みが出ていると価値が低いです(なので、最近は増量して売っている)。

一部ですが、刈払機で撫で斬りにして土に還るのを早めました。

このソラマメの後片付けは今週のメインの仕事になりそうです。