山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

植菌の始まり

今週は雨が多く降りました。

週半ばに原木を玉切りをしに山に入った木曜日以外は曇りか雨でした。

キノコを生やしたかった19・20黄色は思わしくありません。なので、そのことはあまり書きません。

さて、今日、ようやく今期の植菌が始まりました。

アグリが忙しくて、だいぶ後回しになり、予定よりも10日ほど遅れての始まりとなりました。

でも、台所の水栓が水漏れしたり、肝心の穴を開けるビット錐が注文したものと違うサイズが届いていたりと、なかなか植菌に専念できません。

そんな私に、心和むシイタケの画像を↓

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冬のシイタケ、露地の自然子の見栄えのいいものを集めてみました。

マスクメロンと同じでこのひび割れがうまく出るかが価値の分かれ目ですが、最近ではこのようなキノコを「生」(「乾し」ではないの意)食というのは消費行動に繋がりにくく感じます。

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心も潤ったところで植菌ですが、今年もこのよう↑に穴あけ作業と菌詰め作業はテントを張って、野外ステージにしました。

なるべく環境を良くして、楽しく楽な作業を目指します。

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そして、嫁さんと地道な作業・・・

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今日でこれだけできました。

う~ん、今年の原木量を考えると、4月半ばまでかかるかなぁ。

残念ながら、今年の桜は開花が早いようで・・・。

一般に植菌は桜の咲く時期までとされているから、桜前線は大幅な足止めにならないものかな。