山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

発生舎の材料

昨日取りに行った1車分の木材のほとんどはシイタケ発生舎用の材料です↓

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4mの垂木と胴縁、そして6mの野地板↓

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発生舎は屋根をポリカ波板にするので、いつものように長い野地板を飛ばして張ります。

発生舎とはいえ、採光をして色なども管理したいのです。

その発生舎、秋までの完成予定ですが、できればこの春から稼働させたいところでした。

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露地で積んである19・20榾木から盛んに出ているやんちゃキノコ(自然子)です。

何度も書いていますが、春の自然子は虫害が出やすいので、道の駅に出荷できません。

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仕方がないので、自宅用乾しシイタケにしています。

このな量がここのところ毎週です。

この春に発生舎が完成していれば、量をキープしつつ安定的に出荷できたところでした。

今、小さな発生舎で発生させてる(はずの)19・20黄色はというと・・・

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散水に対しても「鈍」なのでわずかしか出荷できていません。

この品種は形の良いものは採れて、乾し椎茸にしても形はいいのだけどね・・・。

今季は他の低温用の品種も植菌予定です。