山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

再びハタガネの登場

正月中の二度寝が癖になっていまい、朝起きれません。

月曜までには直しましょう。

矧がなければいけないのは側板・背板だけでなく、まだほかにもあります。

ハタガネが遊んでいてあとで回らないとタイムロスなので、ハタガネのために材料を準備しましょう。

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棚板を先にやりたかったのですが、木材小屋の中ではその板の上に引き出し用の桧と杉が横たわっていたので、先にそちらを出してきて、チェーンソーで玉切りしました。

桧は悪い部分を、杉は白太も取って厚みを決めて、矧いでいきます。

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再び、ハタガネの登場となりました。

接着待ちの間は残りの引き出しの材料の厚み決めと躯体の制作を続けます。

柱に角鑿で穴を穿ち、手仕事でそのゴミ取りをしていきます。

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地味な仕事だけど、これが結構手間なのです。

・・・機械の助手をするような感じ。