各部材の形がばらばらで、とても手間がかかります。
もちろん機械を使って部材を作っていくのですが、1つ1つ違う形だと、その度に調節しなければいけないので、効率が悪い…。
八角厨子の方がまとまって部材をとれるので、そちらの方が私好みかも。
地板は矧ぎ合せることにしました。
このように本実(ほんざね)にします。
家具と建築とで違うところはたくさんありますが、地板と床も違います。
基本、(きちんとした)家具は嵌め殺しですが、建築は落し込みです。
これは家具になるので、嵌め殺しにします。
そして、こちら↓は何になるかというと
切り落として、切り落として・・・
まだいまいちわかりませんね。屋根の一部です。
一方でこの変わった形は↓
こちらも屋根ですが、その奥の方です。わかりづらいですね。
屋根の奥の始末がどうしてもうまくいかないので、作り出しでこのような形を作りました。
犬梁みたいですが、作り出しなので目切れ懸念があります。
まあ、屋根という荷重がかからないところなので、良しとしています。