山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

ほぼそろいました

下駄箱は躯体の木地の形が出来上がったので、戸框(とがまち)づくりです。

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私の腰はたまにぎっくり腰になりますが、こちらは「腰を入れる」ということです。

引き違い戸なので、「摺り」の関係で「ちり」を持つ戸框だと具合が悪いので、このような仕口になりました。

まあ、家具屋としては当たり前の造作ですね。

引き戸の彫り込み取っ手の金具の下穴(←長い説明ですね、仕事は大したことないことです)を3回ぐらい確認してからしゃくったら、戸を調節して躯体の出来上がり。

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仮組みなので背板・側板・戸の鏡板が入っていませんが、そこには桧の柾の矧ぎ合せ板が入ります。

中の底板と棚板は杉の柾の矧ぎ合せを「浮造り(うづくり)」にします。

底板と棚板は傷や汚れが付きやすいので、使っていてもそれらが目立たいようにという配慮ですよ。