山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

数がまとまるわけではないので

CADのソフトの検討はまだまだしています。

『Dr〇ft Sight』のトライアル版を試してみました。

図面を制作するのに、『Aut〇 CAD』と勝手は違うところがあるものの、問題なくかけます(2次元の話だけど)。

ノスタルジー漂う見た目は悪くはないのですが、いまいちモチベーションが上がりません。

パソコン講座で『〇j CAD LT』を紹介されて、先日からそちらのトライアル版を使ってみています。

こちらは『Aut〇 CAD LT』と全くと言っていいほど同じで、インターフェイスもわかりやすくて好感が持てます。

イニシャルコストはちょっとしますが、サブスクリプションを考えると『Dr〇ft Sight』よりもだいぶ私好みのような感じ・・・。

もう少し試してみて、結論を出しましょう。

栗の衣装箪笥は躯体が漆部屋で休んでいる間に、その他の部材を作っていきます。

桐は表面を削って、矧ぎ合せていきます↓

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桐の仕上げは鉋(かんな)が定石なので、慣れない鉋で仕上げます。

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鉋もたまに使うといいものです。

その他の部材もサクサクと作りたいところですが、箪笥1棹なので、それぞれの部材も数がまとまるわけではありません。

1つ1つ違う部材を作るのは、特に機械作業の効率が上がらないところです。

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↑こちらは棚板になるものです。

栗の薄板の側面に凸凹を突いて、本実矧ぎにします。

天板と違って、突き通せるので、事故に注意することを除いては楽ちんです。

同じように板に溝を突いたこちら↓は側面の鏡板。

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表から見えるところは少し凝って、鑿で斫り目を付けます。

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真ん中左の板のように斫り目とフラットな面を合わせる意匠を採ってみました。

ということで、♪これから一緒に、これから一緒に、名栗(なぐり)にいこうかぁ~

背板や扉に使う薄板が足りないので、次の作品の材料をとるついでに挽き落としをとります。

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木材小屋から栗の杣(そま)を出してきて、チェーンソーで玉切り。

・・・ブウィーーーン・・・