山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

折角植えたカボチャが水没

西日本はこの4日間、大雨になりました。

災害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。

当地も降水量が200㎜くらいになったよう(外に置いていたプラ船にそれぐらい水が溜まっていた)で、畑は田んぼになりました。

つい、4日前に植えたカボチャの苗が水没…。

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・・・かわいそう…。

まだ若苗なので大丈夫だと思いますが、とても悲惨です。

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このカボチャ、冬至出荷を狙って遅蒔きしたものです。

市販の苗は販売時期が早すぎるよね・・・。

いわゆるエビスカボチャ(西洋カボチャ)は収穫後40日くらいしか持たない(白カボチャはもっと持つけど)ので、どうしても冬至までは持ちません。

当然、播種して苗づくりからやらなければなりません。

でもウリ科はなぜか種が高い・・・。

この頃、猿がとっても悪さをする(トウモロコシやマクワウリを食べまくり)ので、カボチャができても持って行かれないか心配です。

毎日がフラワーアレンジメント(21花卉)

もうすぐお盆ということで、供え花の需要が高まっています。

「すべてはこの瞬間(とき)のために」ということで、毎日、花の収穫と整形、そのラッピングに終われています。

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・・・アスターお盆に間に合ってよかった・・・。

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でも、アスターはやはり難しいです。

耐病性の品種ですが、立ち枯れ株も多く見られます。

「ゆうすけくんはアスターの種をたくさん蒔きました。芽が出て苗になったのが全体の4割、苗のうち畑に定植して花が咲いたのがそのうちの7割、さらにお盆の需要期に出荷できたのが花の咲いたうちの6割でした。ゆうすけくんは花の咲いたアスターを3本1束の花束にして出荷しました。お盆におよそ90束の花束を出荷したゆうすけくんは約何粒の種を蒔いたでしょうか」

ほとんど小学6年生の算数の文章問題のようになってしまいました。

今年取り組んだのはアスターだけではありません。

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センニチコウも根本から切るようになってしまいましたが、何とか草丈を確保できました。

お昼ごろまでかかってそれぞれ花束にできたら嫁さんの軽バンに積みます。

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アスターだけではなく、添え花用のケイトウなんかもございます。

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わたしゃわからなかったんだが、センニチコウは結構人気のようです。

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陰にジニアの花束も見えます(ジニアちょっと時期がずれてはぼ終わってしまった…)。

このようなバケツを5、6個積んだ軽バンはほとんど花屋です。

それぞれの美しさがあります(21マクワウリ、20-21ニンニク)

明日から雨が続くそうで、お天気もお盆休みのステーホームを促しています。

サルや獣がマクワウリを賞味してしまうので、嫁さんは気が気でありません。

そのため、もう少し畑に置いておきたくても、盗られてしまってはかなわないということでせっせと収穫していました。

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「まくわイエロー」が眩しい・・・。

マクワウリの黄色はとてもきれいなので、トウモロコシですら負けてしまいます。

マクワウリは形もかわいいので、鑑賞対象としてもよいです。

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先日選別したニンニクも出荷用にまとめました。

ジャンボニンニクとは違い、においが強くて翌日も口の中に残り、マスクの中で窒息しそうなので、「強烈デス。」と注意書きをしておきました。

マクワウリもしかりですが、ニンニクも形がかわいいです。

野菜にはそれぞれの美しさがあると思う今日この頃。

思わぬ嵐で・・・

更新が随分と久しぶりですが、「キノコ」の記事。

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12月の原木伐採から遥か彼方に時間が流れましたが、ようやく薪用のぶつ切り半割を下ろしてこれました。

これが先週のこと、これを割り終えるのはいつになるだろうか・・・。

話は変わって、今日は台風が通り過ぎ、嵐でした。

予報ではそんなに荒れないように思われましたが、谷を風が通り抜けて強風が吹き荒れました。

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玄関の傘置きが割れちゃった…。

そして、キノコのおやすみ処もよしずが飛んで飛んで回って回って↓

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直射日光もこれでは除けれません。

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片付けと補修でまた時間がかかります(ネギの除草もしなければならないのにっ)。

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どうか、シイタケ菌さんは元気に生長してください。

20ニンニクからの21ニンニク

7月に収穫した(はず)のニンニク、干したまま置いておいてそのままでした。

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今年の作付けのためにバラバラにするのと、いいものは道の駅に出そうということで、風が強く他に何もできない今日、解体に取り掛かりました(あれ、木工しなくていいのかな…)。

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腐れが結構あり、出荷はあまりありません。

粒はいい大きさなんだけど、1株当たりの片の数が少ないのです。

う~ん、ニンニクもまだまだ研究が必要です。

20ニンニクから今年作付けの21ニンニクへ作業を進めた台風の一日でした。

雨が降らない(21白ネギ・21鍋ネギ)

♪なすなすなすなす、常な~す、あいあいあいあい、アイランドぉ~

雨が全く降りません。

昨日なんか、隣のムラの交差点の信号機まで夕立があったのに、こっちの村では降りませんでした。

おかげで、多くの野菜が生長しません。

ツルムラサキは伸びずに地上30㎝で止まっていますし、アスターは花を咲かせません。

冒頭の水分大好きなナスは実がならない(暑さのせいもある)し、実がなっても曲がってしまいます。

3週間前に定植したセンニチコウは活着していないので、頻繁に水をあげなければいけなったりと、天の恵みがないと手間もかかります。

でも、雑草さんだけはとっても元気、同じく暑さと極度の乾燥のために生長が止まってしまったネギの背を越して、雑草畑になっていました。
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昨日と今日で草刈りをしました(写真はまだ途中、奥が残っている)、ホントは昨日終わらせるはずだったんだけど、あまりの暑さで挫けました。

ミニ耕運機で除草したかった時にはびちゃびちゃの田んぼで入れず、雑草が生長したら晴れた日ばかりだったので、雑草の陰に生えているネギには悪いことをしました。

・・・今回の草刈りでも間違えて切ってしまったネギにはさらに悪いことをしました(なぜか草はなかなか切れないが、ネギはスパッと切れる)。

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「草刈り」ということで、刈払い機でネギの列の周りの草を刈っただけなので、刈った草が枯れたらミニ耕運機で畝間を耕して土寄せをします。

このとっても暑い中、昨日・今日の草刈りだけでも投げ出したくなりましたが、お盆期間中に今回の土寄せは完成させたいです。

夏ハクサイは上手くいくでしょうか

実験的に取り組んでいる夏ハクサイ(夏というか残暑というか)。

昨日、定植をしました。

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もちろん、大暑の酷暑対策のため、日除けありの白黒マルチです。

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青虫も多いので、再びマラソンを散布しました。

明日にはチリチリに干乾びてしまっているかもしれないと不安でしたが、何とか今日の夕方まで持ちこたえていました。

これから天気が崩れるようなので、暑さに関しては不幸中の幸いかな。

 

<農薬使用履歴(通算)>

・21夏ハクサイ(圃場前作21エダマメ)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

7/11    マラソン         1000倍     散布    ( 5 )

7/25    マラソン      1000倍     散布    ( 5 )