山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

秋冬野菜の準備はしないのです

ようやくの事涼しくなり、特に夜はとても過ごしやすいです。

欲を言えば、ここのところ毎日雨ばかりなので、晴れて過ごしやすい方がいいのですが、そうは上手くいきませんね。

長ナスにも過ごしやすくなったようで、収穫が本格化しています。

草丈も私の肩くらいにまでなって、頼もしい限りです。

今日は畝間の草引きをしました。

雨や湿度が高い日が続いているので、草が伸びているといくらナスでも湿りすぎになってしまいます。

そして、肥料を施しました↓

追肥はこれで2回目。10月半ばまでの長距離走なので、息切れしないように・・・。

しかし、この時期からなぜか道の駅ではナスを出す人が少なくなるのです。

ナスは秋が旬なのにもったいない…。

たぶん、早めに片付けて、ダイコンやハクサイなどの秋冬野菜の準備を始めるのでしょう。

うちは秋冬野菜をほとんどしないので、ナスは最後まで残します。

ちなみに、秋冬野菜をしないのはシイタケが忙しくなるからですが、それら野菜が安いという理由もあります。

まあ、何はともあれ、道駅にはそれぞれが戦略を持って出荷しているのです。

ところで、今年のナスはどうも青枯れが良く出てしまいます。

今朝まで元気(?、・・・に見えただけかな)だったのに、夕方になったらしおしお…。

残念ながらどうにもできないので、引っこ抜いて他にうつらないように祈るしかありません。

・・・写ルンです、・・・いえいえ、病気がうつるんです。

遅くに植えた長ナスもだんだんと大きくなり、今日は整枝をしました。

・・・かっこよくなったでしょ、生長間に合うかなぁ。

木勢を優先させるために花はすべて切り落としました。

お盆の後の大雨のおかげで肥料が溶けて、ツルムラサキは随分とたくましくなりました。

紫斑病が出かけていたのですが、栄養をもらって元気になったら気にならなくなってきました。

追肥を含めたお世話って大切だね。

元気といえばカボチャはどんどん大きくなっています。

・・・木ボケじゃないよね、たぶん大丈夫。

ウリハムシの食害が葉に出てきたので、昨日、薬を撒きました。

虫媒花なのでハチに影響があると困りますが、まあ、こちらも大丈夫かな。

あとから植えたカボチャはまだ全然、大きくなりません。

この時期の半月や1ヶ月は生長に大きく影響します。

去年のカボチャと同じ生長速度ですが、収穫できるかなぁ。

お盆ですべて取り終わってしまったセンニチコウもだいぶ復活してきました。

収穫のとき、根元から二節目の下を切ったので、一節目の側枝が大きくなったのです。

9月10日ごろからポツポツ出していこうと思っているので、いい感じです。

葉を虫に食べられてしまうと出荷時の摘葉の手間が煩雑になるので、こちらも昨日、薬を撒きました。

薬といえば、写真はありませんが、ネギにも昨日、殺菌剤を散布しました。

湿度が上がってベト病が広がるのは防ぎたい・・・。

秋冬野菜の準備はしませんが、今ある野菜や花を秋冬に出荷するためにお手入れはしている今日この頃。

 

<農薬使用履歴>

・22長ナス(圃場前作21白ネギ)

 日にち   農薬名     希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/6    ダコニール       1000倍    散布    ( 4 )

 7/24    トレボン     1000倍    散布    ( 3 )

 7/31    アルバリン     2000倍    散布    ( 2 )

 

・22カボチャ(圃場前作22トウモロコシ・22エダマメ・22ダイコン)

 日にち   農薬名     希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/25   スミチオン     1000倍    散布    ( 3 )

 7/31   ダコニール        1000倍    散布    ( 3 )

 8/23   スミチオン     1000倍    散布    ( 3 )

 

・22センニチコウ(圃場前作22ジャガイモ)

 日にち   農薬名     希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/25   スミチオン    1000倍     散布    ( 6 )

 8/23   スミチオン    1000倍     散布    ( 6 )

 

・22ツルムラサキ(圃場前作22ジャガイモ)

   ――― この作物は栽培中に農薬を使用していません ―――