山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

編み方を忘れる

ちょっと前の話。

この前の日曜日に、「コナラの里山チェア」とちょっと凝ったスツール改め「六角真田紐編み座スツール」の写真を撮りました↓

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iichiとCreemaにアップいたしましたので、どうぞご覧ください。

山乃井木工房のページ

iichi https://www.iichi.com/shop/yamanoimokkoubou

Creema https://www.creema.jp/c/yamanoimokkoubou

ところで、この六角真田紐編み座スツールの座面ですが、表題通り、真田紐を編み込んでいます。

そしてその編み方、すぐ忘れます。

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どないして編んだんだっけ?

話は戻って、下駄箱。棚と底板に「浮造り(うづくり)」をしました。

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写真じゃちょっとわからないかな。

ちなみに「浮造り」とは春目と秋目の硬さが大きく違うことを利用して、杉の場合はやわらかい春目を押し下げて木目を立体化する加工のことです。

杉のほかには桐でやることもあります(その場合は春目と秋目は逆の凸凹になります)。

浮造りは、ほんとは茅(かや)の束でやるんだったと思ったけど、なかったので爪楊枝でやりました。

力を込めて凸凹を作るので腕がしんどい…。

しかし、ま、浮造りも素朴な表情があって良いものですね。今度何かに利用しましょう。

ミニサンダーは壊れかけていて、新しいのを注文しましたが、なかなか届きません。

仕方がないので、その壊れかけのミニサンダーで仕上げました。

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振動が大きくて、こちらも腕がしんどい…。

仕上げは木固め剤ですることにしました。

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大工さんとの相談では着色しようかとも話していましたが、材料に良いものを使ったので、木の持つ表情を大切にすることにしました。