山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

昨日は撮影会をしました

台風が接近しています。

今回の台風は雨が長く降るようで、それが心配です。

昨日は三角スツールと子どもイスの撮影会をしました。 

f:id:yamanoimokkoubou:20190814212641j:plain

↑芝生でよくあるおしゃれ写真も撮ってみました。

家の前の近所の田んぼの畔ですけど…。

ちょうど良い芝の伸び具合で、「借景」というか「借土地」でした。

でも、あまりにも日照り続きで、芝生がだいぶチリチリになっています。

三本脚のスツールに関しては販売上、重要なことがあるので、こんな写真↓も撮りました。

f:id:yamanoimokkoubou:20190814212608j:plain

昨日の午後はその写真をもとに、『Creema』『iichi』に商品をアップしましたので、よろしかったらご覧ください。

『Creema』の山乃井木工房のページ

https://www.creema.jp/c/yamanoimokkoubou/item/onsale

『iichi』の山乃井木工房のページ

https://www.iichi.com/shop/yamanoimokkoubou


制作の方はというと大掛かりな仕事をしました↓

f:id:yamanoimokkoubou:20190814212651j:plain

栗の箪笥の天板の上面を削って下げて、両端に「筆返し」を作り出しました。

電気鉋でバリバリ削りましたが、この後に鑿で叩いて斫り目を付けるので精度はそれなりでした。

そして、その斫り目を付けていきます。

・・・コンコンコンコンコンコンコン・・・

f:id:yamanoimokkoubou:20190814212736j:plain

斫り屑↑がちょっとしかありませんが、もちろんもっと大量に出ています。

撮影用にちょっと拾っておいた「サクラ」のクリです。

接写してみるとこんな感じ↓で・・・

f:id:yamanoimokkoubou:20190814212822j:plain

黒の拭き漆で仕上げるともっと風合いが出るのです。

天板の装飾的な加工が終わったら、再び、たくさんあるパーツの寸法取りや仕口の加工に戻りました。

f:id:yamanoimokkoubou:20190814212821j:plain