山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

生長が遅くなって、管理が難しい

今週は週初めと週の終わりに雨が強く降りました。

特に木曜の夜から金曜の明け方にかけては土砂降りで、おかげで冬菌が目覚めた・・・かな。

一週間の最高気温は平均23℃くらい、最低気温の平均は11℃くらいでした。

朝夕の気温が低くなり、キノコは生長が遅くなってきました。

朝夕の気温が下がると、榾木が冷たくなり、日中でもあまり「なまぬるいくらいの温度」がキープできません。

そのため、発生・生長管理が難しくなってきました。

f:id:yamanoimokkoubou:20201024180901j:plain

20白は発生が揃わなくなってきました。

また、生長が遅いために棚に入りきらず、榾木が渋滞してきました。

f:id:yamanoimokkoubou:20201024180905j:plain

とりあえず、水切りは発生スペースの隅に積んでおくことにしましたが、たぶん先にお住いの榾木がはけないので、このまま生長させることになりそうです。

冬菌の仲間の19水色はだらだら発生です。

f:id:yamanoimokkoubou:20201024180845j:plain

19水色は一段落したら屋外に展開し、昨日から浸水を開始した20濃青を早く棚に並べたい…。

気温が下がってきたこともあって、虫害が少なくなってきたと思われるので、来週からは冬菌も露地で発生・生長させて道の駅へ出荷する予定です。