山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

ようやく組み立て

雨がやみ、ようやく天気は小康状態。

でも、晴天になるわけではなく、何となく雲が空を覆っています。

日照不足で、家庭菜園の野菜たちは下の葉っぱがとろけています。

一輪挿しは磨き作業をやっていると、やっぱりもう1種類増やした方がいいと考えて、材料を引っ張り出してきました。

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朴(ほお)です。白太(しらた)ばかりで、もちろん落とします。

こういう板の白太を落とすと、よく反りますが、まあ、小さくなるのでおあつらえ向き。

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朴はこんな形になりました。

そして、再びサンドペーパーでの磨き作業に戻ります。

漆部屋の作業が終わったので、居酒屋スツールはようやくの事、組み立てです。

・・・コンコンコン・・・

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このスツールはとってもシンプルな感じ。

改めてですが、座面はイグサで編みます。

枠だけだと涼し気・・・。