山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

次の制作に取り掛かります

今日は昼はムラ仕事、夜は近所の集まりでした。

今年はムラの当番ごとが多いよ…。

接着待ちの間、何もしていないのももったいないので、次の制作の準備も並行して取り掛かります(ちなみに今日までの3日間の写真と記録です)。

いま作っているものの側板の接着↓

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待っている間(といっても90分硬化の接着剤だから1日だけど)に次の制作の材料を倉庫から出してきました。

・・・よいしょ、よいしょ・・・

そして、チェーンソーである程度の大きさ(今回は長さ80cmくらい)に切っていきます。

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こんな感じ↓

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結構な板の量になっていますが、白太がとても多いので、歩留まりは悪そうです。

あと、この前まで作っていた「杉の箱」の塗装もやっていますが、こちらは写真を撮り忘れていました。

ちなみに塗装はオスモオイルです。形が塗装に適していないので、塗料の中でもオスモオイルは手間要らず・・・。

次の日には躯体も接着・組立て↓

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作業台の幅がちょうど良かったので、作業台ごとクランプで留めてしまいました。

やっぱり待ち時間に今度は縦の粗挽き。

品質の悪い白太を取り払っていきます。

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↑結構な「薪」ができてしまいました。バンドソーの向こうにも同じ大きさの山がもうひとつあります。

そして使えそうな木材はこんな感じ↓

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これで0.3リューベ(立米)弱くらいかな。木の種類はいろいろです。