山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

もう夏が来たのかな

4月だというのに、日中は半袖でも暑いです。

もう夏が来たのでしょうか。

なんぼ何でも夏の訪れが早すぎやしませんか。

もしかして、もうすぐ一年中「夏」な世界になるのかな。

 

箱の制作は断続的に接着を進めてきました。

並行して、上下の目違いをとることも進めています。

f:id:yamanoimokkoubou:20180422204034j:plain

あと、底の四方桟(重ねるためのもの)も材料をとり、サンドペーパーをあてました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180422203946j:plain

一方で、次の制作のために木材を出してきました。

欅(けやき)の柾板です↓

f:id:yamanoimokkoubou:20180422203925j:plain

ただこれは四方柾ではなく、芯去(しんさり)の柾なのです。

芯去とはいえ、この丸太はややひねていたので、芯もくねくねしています。

というか、正確に表現すると、芯もくねくねしているので、繊維も並行ではなくやや曲がっています。

とりあえずは白太(しらた)と残っている芯とその割れを取り去り、フリッジにしました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180422204024j:plain